比較 TimeUno vs Timing:2つの自動記録アプリを比較

2026年8月20日 · 10分で読めます

TimeUno vs Timing:2つの自動記録アプリを比較

TimingとTimeUnoはどちらもタイマー不要で1日を記録。対応環境、ローカルかクラウドか、AIエージェントの記録、料金を比較(2026年10月時点)。

TimeUno vs Timing:2つの自動記録アプリを比較
TimeUnoTiming
時間の記録方法 バックグラウンドで自動バックグラウンドで自動
料金(年払い) 月額$10.49、Teamは1シート$13.99Professional $9、Connectは1ユーザー月額$16
無料プラン なし、14日間トライアルなし、30日間トライアル
プロジェクト エディタのプロジェクトやキーワードから判別自分でつくるルールとAIの提案
AIコーディングツール トークンとコストつきで記録エージェントのタイムラインなし、ConnectでMCPサーバー
対応環境 Mac、Windows(ベータ版)、Linux(ベータ版)、FirefoxMac専用(macOS 14以降)、Webアプリあり
データの保管場所 クラウド(ドイツ)Mac内(同期をオンにしない限り)
スクリーンショット 初期設定でオン、オフにできるなし

Timingは、TimeUnoに最も近いライバルです。どちらもバックグラウンドで動作し、使ったアプリやサイトを記録し、タイマーなしで1日を組み立てます。自動のタイムトラッカーを探していてMacで作業しているなら、おそらく両方を検討したことがあるでしょう。

違いは、どこで動くか、データがどこにあるか、AIで何をするかです。TimingはMac専用で、記録した時間は初期設定でMac内に保存されます。TimeUnoはMac、Windows、Linuxで動作し、データをドイツのクラウドに保管し、AIコーディングエージェントが作業している時間を記録します。料金は各社の公式料金ページに基づく2026年10月時点のものです。

結論

Macだけで作業していて、アクティビティをそのMacの中にとどめておきたいなら、Timingを選んでください。ローカル優先で、スクリーンショットは撮らず、ルールと書き出し機能が成熟していて、30日間のトライアルがあり、ProfessionalエディションはTimeUnoより安価です。

WindowsやLinuxでも作業する、プロジェクトがエディタのフォルダ単位になっている、仕事の一部をAIエージェントが担うようになり、その時間をトークンとコストつきで記録したい。そんな場合はTimeUnoを選んでください。TimeUnoは、あなたのパソコンでもリモートサーバーでも、バックグラウンドで動くエージェントの作業を把握します。

記録のしくみ

この点では2つはよく似ています。どちらも、何かを開始する必要はありません。

Timingは、使ったアプリ、ドキュメント、ウェブサイトをすべて記録します。ファイルのフルパスやURL、メールのスレッド単位のウィンドウタイトルまで含みます。プライベートタブやシークレットタブは破棄されます。Macを使っていない時間を検知し、そのアイドル時間を除外できます。ビデオ通話や音声通話も検知し、終わった後に時間を記録するよう促します。カレンダーの予定をプロジェクトに割り当てることもできます。必要なときは手動のタイマーも使え、Webアプリでも使えます。iPhoneやiPadの利用時間は、スクリーンタイム経由で取り込めます。

TimeUnoは、前面のアプリやサイト、ウィンドウタイトル、離席時間、作業中のプロジェクトを記録します。入力した内容は記録しません。すべての時間をプロジェクトとカテゴリーに分類し、生産的か非生産的かを判定します。分類を間違えたときは一度直せば、TimeUnoがその修正を覚えます。

つまり、どちらも同じ1日を見ています。本当の違いは、その1日がどうやってプロジェクトの時間になるかです。

プロジェクトとタイムシート

Timingには、ルールで教え込みます。アクティビティをoptionキーを押しながらプロジェクトにドラッグするとルールができ、以後は一致するアクティビティがそこに入ります。AIの要約がアクティビティをまとめ、時間エントリーの提案に使われます。ExpertではClickUpとLinearからのタスク取り込み、Connectでは両方との双方向同期が加わります。TimingはClio、Zapier、Web API、AppleScriptとも連携し、請求状況を管理でき、レポートをPDF、XLSX、CSV、HTMLで書き出せます。請求書機能は内蔵されておらず、請求書はGrandTotalプラグイン経由で作成します。

TimeUnoでは、プロジェクトは作業していた場所から判別します。エディタで開いているフォルダや、クライアントやプロジェクトごとに設定したキーワードです。開発者なら、リポジトリを開くだけで時間が振り分けられます。タイムシートは、今週、先週、今月のプロジェクト別の記録時間から、クライアント名つきで作成されます。各行を編集してから、CSVで書き出せます。TimeUnoには請求単価も請求書機能もありません。タイムトラッカーから請求しているなら、この分野ではTimingのほうが多くのことができます。

2026年10月時点の料金

プランTimingTimeUno
無料無料プランなし無料プランなし
トライアル30日間、クレジットカード不要14日間
個人Professional(Mac 1台)年払いで月額$9、月払いで$11年払いで月額$10.49、月払いで$14.99
個人(上位)Expert(Mac 2台)年払いで月額$11、月払いで$14別プランなし
チームConnect 年払いで1ユーザー月額$16、月払いで$20年払いで1シート月額$13.99、月払いで$19.99
ユーロ建て料金あり、年払いで月額8ユーロからあり、月払いで€14.99と€19.99

Mac 1台を1人で使うなら、Timing Professionalのほうが安くなります。2台目のMac、Webアプリの全機能、カスタマイズできるレポートが加わるExpertは、TimeUnoの年払い料金に近い価格です。チームなら、TimeUnoのほうがConnectより1シートあたり安くなります。Connectは、チーム機能とMCPサーバーを使える唯一のTimingエディションでもあります。

購入前に確認しておきたい点がひとつあります。Timingの料金ページではAIによるアクティビティの要約がProfessionalに含まれるとされていますが、ヘルプページではExpertが必要と書かれています。

プライバシー:それぞれ何が見えるか

ここはTimingに明確な強みがあり、はっきり伝えておくべき点です。

Timingはローカル優先です。Timing自身の言葉では、記録した時間は「ローカルに保存され、Macの外に出ることはありません(同期を選択しない限り)」。スクリーンショットは撮らず、従業員監視向けにはつくられていません。Connectでは、チーム管理者が見られるのはチームプロジェクトの合計時間だけで、個人の時間やプライベートな詳細は共有されません。AIの要約はオプトイン方式で、OpenAIが処理します。

TimeUnoはクラウドサービスです。データはドイツで保管され、販売されることはありませんが、あなたのパソコンの外には出ます。スクリーンショットと画面上のテキストは初期設定でオンになっており、パソコンごとにオフにできます。AIツールから読み取るのはメタデータだけで、プロンプト、回答、コードは読みません。チームでは、管理者が見られるのは作業時間とスコアだけで、アプリやサイトは見られません。チームダッシュボードに表示されるのは週ごとの合計だけで、誰の画面も表示されません。

「アクティビティは絶対に自分のパソコンから出さない」というルールなら、Timingは満たし、TimeUnoは満たしません。複数のパソコンでの記録とチームで共有できる画面と引き換えに、EUのクラウド保管で問題ないなら、TimeUnoで対応できます。

AI:MCPサーバーか、エージェントの記録か

どちらもAIコーディングツールについて語っていますが、役割は違います。

Timingは2026年9月、Mac上で動くローカルのMCPサーバーを追加しました(バージョン2026.5、ベータ版)。Claude Code、Codex、Claude Desktopが、アクティビティの確認、未割り当てのアクティビティのプロジェクトへの振り分け、プロジェクトとルールの管理、時間の記録を行えます。Connectエディションが必要です。要するに、AIアシスタントがあなたの代わりに時間管理をしてくれます。

TimeUnoは、AIツールそのものを記録します。Claude、Cursorなどのコーディングエージェントは、あなたが別の作業をしている間も動き続けていることがよくあります。TimeUnoはその作業を専用のタイムラインに、トークンとコストつきで表示します。デスクトップアプリがあなたのパソコン上のセッションを、サーバーエージェント(timeuno-agent)がリモートサーバー上のセッションを記録します。チームでは、AnthropicとCursorの管理者コネクタを使えば、何もインストールせずにこれを追加できます。

Timingでは、エージェントがあなたの帳簿をつけます。TimeUnoでは、エージェントの帳簿をつけます。

Timingが向いているケース

  • Macだけで作業し、記録した時間をそのMacにとどめておきたい。
  • スクリーンショットを一切撮らないタイムトラッカーがほしい。
  • PDFやXLSXのレポート、GrandTotal経由の請求書、Clio、ClickUp、Linearとの連携が必要。
  • Claude CodeやCodexに、MCP経由で時間の振り分けと記録を任せたい。
  • Mac 1台で最も安い料金、または30日間のトライアルがほしい。
  • スクリーンタイム経由で、iPhoneやiPadの利用時間もレポートに入れたい。

TimeUnoが向いているケース

  • 単独で、またはMacと併用して、WindowsやLinuxを使っている。
  • プロジェクトがエディタのフォルダ単位で、ルールを書かずに振り分けたい。
  • AIエージェントがバックグラウンドで動いており、その時間、トークン、コストを記録したい。
  • エージェントがリモートサーバーでも動いている。
  • 1シートあたりより安く、チームの作業時間を一覧したい。
  • Firefoxを使っており、拡張機能でタブも記録したい。

両方使うことはできますか?

はい。Macなら、両方を同時にバックグラウンドで動かせます。ローカルの記録とクライアント向けの書き出しにはTimingを使い続け、AIエージェントの時間や他のパソコンでの作業を見るためにTimeUnoを動かせます。Macの隣でWindowsやLinuxのパソコンを使っているなら、Timingが対応していないそのパソコンをTimeUnoでカバーできます。

よくある質問

TimingにWindows版やLinux版はありますか?

ありません。TimingはmacOSでのみ記録し、バージョン2026.5以降はmacOS 14 Sonoma以降が必要です。Webアプリでタイマーやチームの管理はできますが、WindowsやLinuxのパソコンは記録できません。TimeUnoにはベータ版のWindowsアプリとLinuxアプリがあります。

TimeUnoもTimingのようにデータをパソコン内に保存しますか?

いいえ。TimeUnoはデータをドイツのクラウドに保管し、販売することはありません。スクリーンショットと画面上のテキストはパソコンごとにオフにできますが、記録した時間そのものはクラウドに保存されます。

Timingの履歴をTimeUnoに取り込めますか?

現時点ではできません。TimeUnoはインストールした日から記録を始めます。多くの方は、Timingで書き出したデータを手元に残し、それぞれ1週間分を比べています。

Claude Codeを記録できるのはどちらですか?

TimeUnoは、Claude Codeなどのコーディングエージェントを、あなたのパソコンでもリモートサーバーでも、AIツールの時間としてトークンとコストつきで記録します。TimingのMCPサーバーは、Claude CodeがTimingのデータを読み取り、編集できるようにするもので、役割が違います。